こんにちは。
配当おじさんです。
突然ですが、上場各社の業種って何種類に分けられるかご存知でしょうか。
答えは33業種です。
ANAは「空運業」、KDDIは「通信業」、大和ハウスは「建設業」…といった感じですね。
以下のように決められています。
- 総務省が定める「日本標準産業分類」に準拠
- 証券コード協議会が事業内容等から「業種別分類項目」を判定
- 東京証券取引所では、同協議会の定める業種を採用
証券コード協議会が「業種別分類に関する取扱い要領」という規則を定めており、それに基づいて同協議会が個別の株式公開会社について業種を決定しています。同取扱い要領では、業種を分類する基準は、総務省が定める「日本標準産業分類」に準拠するものとされており、同協議会が各社の事業内容等から「日本標準産業分類」のどの分類に該当するか判定した後、その結果に基づいて、同協議会の「業種別分類項目」のどの分類に入るかを定めています。
用語集 | 日本取引所グループ (jpx.co.jp)
「業種別分類項目」は、10の大分類の下に33の中分類があり、通常「業種」といった場合は、建設業、食料品、電気機器など、この中分類を指すことが一般的です。東京証券取引所では、同協議会の定める業種を採用し、業種別株価指数等を公表しているため、東証33業種と呼ばれることもあります。
そんな33業種別の「時価総額トップ」をまとめてみました。
なお、時価総額は「株価」×「上場株式数」です。
また、配当利回りだけでなく割安性・安全性・収益性なども確認できるよう、PER等の指標も含めた表にしています。
下記の場合は緑色で強調してあります。
- PER15倍未満
- PBR1倍未満
- 配当性向70%未満
- ROE10%以上
- 自己資本比率60%以上
「緑が多いほどいいんだなぁ」とざっくりお考えください。
「指標について詳しく知りたいよ」という方は↓
では早速見ていきましょう
目次
- 1 33業種別「時価総額トップ」企業
- 1.1 ニッスイ(1332)
- 1.2 INPEX(1605)
- 1.3 大和ハウス(1925)
- 1.4 JT(2914)
- 1.5 東レ(3402)
- 1.6 王子HD(3861)
- 1.7 信越化学工業(4063)
- 1.8 第一三共(4568)
- 1.9 ENEOS(5020)
- 1.10 ブリヂストン(5108)
- 1.11 AGC(5201)
- 1.12 日本製鉄(5401)
- 1.13 住友電気工業(5802)
- 1.14 SUMCO(3436)
- 1.15 ダイキン工業(6367)
- 1.16 ソニーグループ(6758)
- 1.17 トヨタ自動車(7203)
- 1.18 HOYA(7741)
- 1.19 任天堂(7974)
- 1.20 関西電力(9503)
- 1.21 東海旅客鉄道(9022)
- 1.22 日本郵船(9101)
- 1.23 ANA(9202)
- 1.24 上組(9364)
- 1.25 NTT(9433)
- 1.26 三菱商事(8058)
- 1.27 ファーストリテイリング(9983)
- 1.28 三菱UFJ(8306)
- 1.29 野村ホールディングス(8604)
- 1.30 東京海上ホールディングス(8766)
- 1.31 オリックス(8591)
- 1.32 三井不動産(8801)
- 1.33 オリエンタルランド(4661)
- 2 最後に
33業種別「時価総額トップ」企業
33業種の各トップは以下の通りです。
ニッスイ(1332)
INPEX(1605)
大和ハウス(1925)
JT(2914)
東レ(3402)
王子HD(3861)
信越化学工業(4063)
第一三共(4568)
ENEOS(5020)
ブリヂストン(5108)
AGC(5201)
日本製鉄(5401)
住友電気工業(5802)
SUMCO(3436)
ダイキン工業(6367)
ソニーグループ(6758)
トヨタ自動車(7203)
HOYA(7741)
任天堂(7974)
関西電力(9503)
東海旅客鉄道(9022)
日本郵船(9101)
ANA(9202)
上組(9364)
NTT(9433)
三菱商事(8058)
ファーストリテイリング(9983)
三菱UFJ(8306)
野村ホールディングス(8604)
東京海上ホールディングス(8766)
オリックス(8591)
三井不動産(8801)
オリエンタルランド(4661)
最後に
時価総額1位=安心…
というわけではありませんが、一つの目安にはなりますね。
また、ポートフォリオを組むときに、
業種を幅広く分散させることで防御力が増します。
有名な格言「卵は一つのカゴに盛るな」ですね
そういう観点から銘柄を探す際に、セクター(業種)から絞ることも有効ですね。
JT、NTT、ENEOS、三菱商事など高配当銘柄もいくつか見られました。
高配当銘柄を探すときに時価総額を意識することは少ないですが、
こうした視点で銘柄を探すのも面白いですね。
そういえば、JTって食料品セクターなんですね。。。
以上。参考になればうれしいです。