こんにちは
配当おじさんです。
ウェルネオシュガーの「立会外分売」に参加しました
結果は200株申し込んで100株当選!
始値との差41円×100株で4,100円プラスになりました。
簡易な宝くじみたいなものですね
配当と優待をもらうために保有したままなんですが(笑)
と、ここで
そもそも「立会外分売」って何?
実際お得なの?
こう思った方も多いのではないでしょうか?
今回は参加の仕方も含めてその疑問にお答えします!
目次
立会外分売(たちあいがいぶんばい)とは
立会外分売とは
証券取引所の取引時間外に、不特定多数の投資家に株式を売り出す取引方法です。
立会外(取引時間外)に小口に分けて不特定多数に分売(売却)するので、立会外分売と言います。
なぜ、「立会外分売」を行うのか
- 株主数の増加のため
- 流動性を高めるため
株主数の増加や流動性の向上などが目的です。
大株主の影響が薄まり株主数が増加するため、流動性が向上します。流動性の向上により実態に即した価格形成につながります。
また、東証プライム市場の基準として「株主数800人以上」などがあります。株主数を増加し、プライム市場へ市場替えすることにより、「多くの投資家の目に付く」「投資ファンドからの資金流入」といった理由で、株価が上がりやすくなります。
項目 | 上場維持基準(プライム市場) |
株主数 | 800 人以上 |
流通株式 | ・ 流通株式数 2万単位以上 ・ 流通株式時価総額 100億円以上 ・ 流通株式比率 35%以上 |
売買代金 | 1日平均売買代金が0.2億円以上 |
純資産の額 | 純資産の額が正であること |
勝率は82.9%
割引価格で株を購入できるため、ローリスクで勝率が高い投資方法だといえます。
具体的には、分売した日の終値の2~5%引きで買うことができます。
実際、今回は1,659円の3.01%引きで1,609円で購入することができました。
一回だけの実績じゃ本当にお得か分からないなぁ
ということで、
立会外分売の2022年実績を立会外分売実績(2022年)|SBIネオトレード証券 (sbineotrade.jp)にて調べてみました。
その結果、「始値(売却価格)」が「分売価格(購入価格)」より高い確率は82.9%となりました。(※ 70銘柄中58銘柄)
つまり、ほとんどの銘柄で売却益を得ることができます。
なお、平均対始値騰落率は1.83%でした。
つまり、10万円の銘柄の場合、平均1,830円の儲けになります。
ローリスクで勝率高いなんてめっちゃお得じゃん!
しかし、無視できないデメリットもあります。
デメリット3選
- 価格が下がる可能性あり
- 申し込み期間が短い
- 抽選になる可能性も
価格が下がる可能性あり
勝率は82.9%ということは、裏を返せば17.1%は負けるということです。
分売自体が株価下落の原因になることもありますし、多くの人がすぐ売却することで、さらに株価が下落する可能性もあります。
あくまでも、82.9%は始値で売却した勝率です。短期売却も検討した方が良いでしょう。
申し込み期間が短い
申し込みできるのは、立会外分売の前営業日18時から実施日8時20分までです。
非常に短期間ですが、この期間に申し込む必要があります。
基本、立会外分売を実施する1~2週間前に「実施予告」があり、証券会社HPで確認できます。
抽選になる可能性も
割安価格となるため、購入希望者が多くなります。その場合、抽選で配分されることになるので、購入したくても購入できないこともあります。
実際「ウェルネオシュガー」の時も200株申し込んで、100株当選でした。
参加の仕方(SBI証券の場合)
立会外分売のことは分かったけどさ、実際どうやって参加するの?
実際に参加した時の画像で説明します。
1 「立会外分売」を実施しているか確認
2 立会外分売の申し込みページへ
3 立会外分売の銘柄を選ぶ
4 購入株数・預かり区分等を選ぶ
5 注文発注する
6 注文完了(取り消しもできる)
7 実際に約定したか確認する
立会外分売の当選率を上げる方法
結論から言うと、複数の証券会社から申し込むことです。
なぜなら、一つの証券会社から申し込める数に限りはありますが、証券会社の数に限りはないからです。(※ 取り扱っている数などは変わります)
例えば、SBI証券で1,000株しか申し込めない場合でも、マネックス証券で1,000株申し込めるなら、合計2,000株の申し込みができます。
したがって、複数の証券会社から申し込むことで、試行回数を増え、当選率を上げることができます。
私自身も8個の証券口座を持っています
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- SBIネオモバイル証券
- Ⅼine証券
- 松井証券
- 岡三証券
- SBIネオトレード証券
まとめ
- 割引価格で株を購入できるため、ローリスクで勝率が高い(勝率82.9%)
- 「申し込み期間が短い」、「抽選になる」等のデメリットあり
- 複数の証券会社から申し込むことで当選率アップ
ちょこっとお小遣いを稼ぎたい方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか