こんにちは
配当おじさんです。
突然ですが、あなたは『ETF』をご存知ですか?
ETFとは、“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれています。
特定の指数の動tきに連動する運用成果をめざし、東証などに上場している投資信託です。
株のように「リアルタイムで取引できる投資信託」というイメージでオッケーです。
様々なETFがありますが、
日本高配当株を集めたETFも存在します。
そこで、今回は日本高配当ETFの中身を見ていきます。
PER等の指標も併せてお示しするので、
皆さんの高配当株探しの参考になれば幸いです。
NF・日経高配当50 ETF(1489)
今回見ていくのは
NF・日経高配当50 ETF(1489)
日経平均高配当株50指数(日経高配当株50)に
連動する投資成果を目指す日本株ETFです。
日経平均株価の構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い原則50銘柄で構成されます。
(参考: 日経高配当50 ETF(1489))
それでは50銘柄見ていきましょう
なお、下記の場合は緑色で強調してあります。
(※ 緑が多いほど良いとざっくり考えてください)
- PER15倍未満
- PBR1倍未満
- 配当性向70%未満
- ROE10%以上
- 自己資本比率60%以上
50銘柄の指標
残念ながら5指標を全て満たすものはありませんでした。
ただ、あくまでも参考に留め、
気になる銘柄は同業の指標と比較し、売買の判断をすると良いです。
なぜならば、ビジネスモデルや成長への期待によって、
その業種ごとの傾向が異なるためです。
例えば、不動産、金融は比較的PERが低く、
情報・通信等のハイテク企業はPERが高くなる傾向にあります。
なので、一律に「○○が高いからダメ」と判断しないようにしましょう。
あくまでも目安ですからね。
実際に私もこの中の14銘柄を保有しています。
セクター割合は?
セクター割合は銀行業、化学、卸売業、保険業、証券業で52%を占めます。
多少偏りはありますが、しっかり分散されている印象です。
自分のポートフォリオに入っていないセクターから探すのも一つの手段です。
自分のポートフォリオがしっかり分散できているか確認しましょう。
分散、分散、分散、、、、投資は分散が大切ですからね。
私は海運25%です!!
このETFを買えばいいんじゃないの?
わざわざ個別株買わずに、このETF買えばいいんじゃない?
このように考える方もいるでしょう。
もちろん、それも選択肢の一つです。
手軽に分散できるし、銘柄の入れ替えもしてくれますからね。
ちなみに、NF・日経高配当50 ETF(1489)の実質利回りは約4.14%です。
- 利回り4.45%
- 信託報酬0.3080%
この信託報酬0.3080%を高いとみるか、安いとみるか。
その人の考え方によりますね。
全世界に分散投資できる
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の
信託報酬は0.1144%です。
自分で同じものを作れる?
ちなみに、この50銘柄を個別に1単元ずつ購入しようとすると、
13,070,400円必要になります。
いやいやいや・・・
無理!無理!!
また、このETFは、厳密に言うと1銘柄あたり1単元ではないので、
全く同じものを再現できるわけではありません。
実際には三井住友3.64%、ソフトバンク3.61%…等割合があります。
1銘柄1単元だと、
三井住友397,200円、ソフトバンク151,500円…となります。
したがって、偏ったポートフォリオになります。
そこで選択肢に出てくるのが、1株からの取引ができる、SBIネオモバイル証券ですね。
私も実際に使っています
少額から始められるのが魅力ですね。
【SBIネオモバイル証券のメリット】
- 1株から購入できる(任天堂などの単元価格が高い株も買える)
- 月50万円までの投資なら、取引手数料が220円で固定(Tポイントが毎月200円もらえるため、実質コストは0.004%=ほぼ無料)
- Tポイントを利用して株を買える
ETFに組み込まれている銘柄で気になるものがあれば、
少しずつ購入するのもありですね。
以上、高配当株探しの参考になればうれしいです。